リデンタは歯石に効果なしと評価される理由！自宅でできる歯石ケアを解説

リデンタで歯石に効果なしと評価されている理由は

一方で「歯石が取れた」など効果があったという口コミもあります。

評価の分かれるリデンタの歯石ケアについて、この記事では

それぞれ解説していきます。

リデンタで効果を実感できるワンコを解説

リデンタを使った歯石ケアが有効なワンコは

口コミやレビューを見ると、リデンタを使ってすぐには効果が出ないので、継続して使用することがリデンタで効果を実感できるポイントです。

歯石が厚くなり、毎日朝晩二回づつ目立つ犬歯中心にスプレーして時には指で擦り込むようにしてきました。1ヶ月くらいして人間用の歯石取りツールを使い、歯茎との間に入れるようにするとパリンパリンと剥がれました。
amazonカスタマーレビュー

リデンタで歯石が取れたという口コミでは、リデンタを塗ってポロっと取れるということは少なく、爪や器具など何かしらの道具を使い歯石を取り除いていました。

スケーラーなどの道具を使って歯石を除去する際に注意する点もありますので、参考にしてみてください。

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自宅で鉗子やスケーラーなどの器具を使って歯石を除去するのは、犬が暴れて怪我をする可能性があり危険です。

また、除去した後も歯石がつきやすくなっていることが多く、自宅で歯石をとるメリットは治療費がかからないという金銭面でのメリットしかありません。

器具で歯石や歯垢を除去した歯面には凹凸があり、これを放置すると歯石が沈着しやすくなります。一時的に歯石が取れ、見た目は改善しますが、その後歯石が付きやすくなってしまいます。
引用：武蔵小山どうぶつ病院

歯石を自宅で除去したとしても、歯の表面についた歯石は除去できますが、完全に歯石を取りきれないので歯周病は進行してしまう、という問題点があります。

歯石が取れると見た目が綺麗になり、口臭もある程度軽減されるため効果を感じる飼い主さんが多いですが、歯周ポケットの処置が適切になされない限り歯周病の治療にはなりません。
引用：武蔵小山どうぶつ病院

歯周病を重症化させないためにも、口臭が気になる時や歯茎の色が黒ずんでいるときは、病院で診察を受けてください。

自宅で出来る歯石のお手入れは、歯石を付着するのを予防するケアです。

歯垢が歯石化してしまうと病院での処置の方が効果的ですので、自宅では歯磨きで歯垢や歯についた汚れを落としてあげるのが有効です。

歯周病予防・歯石予防を効果的に行うには、歯ブラシに慣れて毎日歯磨きをすることが一番効果があります。

石の付着や歯周病の元になるのは、歯にこびりつく歯垢です。

舐めるだけのデンタルケアでは、歯垢は歯から除去できないので、歯ブラシで直接掻き落とせる歯磨きが最も歯石予防・歯周病予防に効果があります。

歯周病は症状が確認できた時には病態が進行していることが多く、日常のケアと早めの治療が大切です。基本的な対策は「歯垢を付着させない」ことになりますので、ご自宅で定期的な歯磨きをお勧めしています。
引用：あさ動物病院

ですが、歯磨きが嫌いな子にとっては、舐めるだけやスプレーするだけのお手入れの方が簡単で、ワンコも飼い主も楽なお手入れになってしまいがちです。

歯磨きが嫌いな子におすすめできるデンタルケア用品を紹介していますので、参考にしてみてください。

歯ブラシを見ただけで逃げてしまうワンコや、口の周りを触るのを嫌がるワンコには、嗜好性が高くオヤツ感覚で口にできる「歯磨きジェル」がおすすめです。

最初から歯磨きができるワンコは少数ですので、少しずつ歯磨きに慣れさせることがポイントです。

慣れさせるポイントは、ご褒美をあげる感覚で歯磨きジェルを舐めさせること。

歯磨きジェルを歯ブラシにつけるだけで、無理強いすることなく舐めてくれるので、歯磨きの練習に向いています。

歯磨きジェルの販売サイトでは喜んで歯ブラシを舐める動画を見ることができます。

こちらででチェックしてみてください→歯ブラシを舐める動画

リデンタは好き嫌いがはっきりと分かれるので、匂いや味が苦手なワンコには「効果なし」と評価されています。

その一方で、リデンタを継続的に使用することで「歯石が取れた」というワンコもいます。

極端に評価が分かれるので、使用するか使用しないかの判断は、愛犬が今まで味や匂いが嫌で食べないものがあったかどうかで判断してみてください。

また、リデンタは口の中にスプレーするお手入れですので、歯磨きと比べて歯石の予防や歯周病の予防には不十分です。

歯磨きと併用してリデンタを使用するのも効果的ですが、歯磨きが苦手な子には「歯みがきジェル」を活用して、歯磨きの習慣化を目指してみてください。