
「♪ほねっこ食べて~」のCMで有名な犬用おやつ「ごん太のほねっこ」
食いつきがいいので、ご褒美におやつにと食べさせてしまうとあっという間に一日の目安の分量になってしまうことも。。。
ちなみに我が家のフレブルは8kgですので、「ほねっこS」の給与量目安として1日に8~14本与えても大丈夫となっています。
しかし給与量の目安を基準に食べさせてしまうと明らかに食べ過ぎなんです!
ほねっこは食べ過ぎてしまうと下痢や消化不良などワンコの体調を崩してしまうことも!!
実際に我が家のフレブルも沢山食べさせてしまい便が白くなってしまったことがあります(汗
「ほねっこ」だけでなくついつい食べさせてしまうオヤツ。
もしかしたら与えすぎ・食べ過ぎで愛犬の体調を崩してしまう原因を作っているかも!?
このページでは愛犬の健康管理に役立つ情報をまとめてみましたので参考にしてみてください。
ほねっこを食べ過ぎるとどうなるの?

ほねっこを食べ過ぎてしまうと、まずは便がゆるくなったりと消化不良のサインが出ることがあります。
amazonのレビュー欄を見てみると
おやつの中で一番好んでいましたが、ゆるいウンチが続いた為あげるのを止めたところ、便が正常に戻りました。
amazonのレビュー
消化に悪いようなので注意してください。
2.8kgのチワワの男の子。以前間違って大きいサイズのほねっこを注文してしまいました。包丁で小さく切って与えていましたが、小型犬にはやはりこのサイズがオススメです。
amazonのレビュー
また、うちのチワワはほねっこが大好物で、しょっちゅう要求されますが、そこは我慢。袋には一日10本までと書いてありますが、5本以上与えると、白い便が出てきます。ですから、私は一日3-4本にとどめています。皆さんも与え過ぎにご注意を!
といったように、消化不良で体調を崩してしまうワンコも。
原因はほねっこの主成分が「小麦で作られている」ということと考えられます。
犬は雑食と思われがちですが、本来は肉食の動物。
消化器官が肉類の消化に特化しているため、小麦や穀物の消化には不向きであるとされているからです。
そのため、味やフレーバーは肉っぽいほねっこですが中身は小麦を主体とした穀物系のおやつなので消化不良を起こしやすいんです。
食べ過ぎてしまって下痢をしてしまった時の対処

経験談として、ほねっこを食べ過ぎて軟便で便の色が白くなって驚いたことがあります。
消化不良で軟便・下痢といった症状の時には真っ先に病院で診察してもらうのが最善策。
ですが、「病院が開いていない」「病院に行く時間が無い」などすぐに診察してもらえない時に飼い主ができる対処法は
- 脱水症状が怖いので新鮮な水を用意する
- 下痢の原因を特定するため、便を袋などに保存して病院へ持参する
- 絶食させる
飼い主ができるのはこの3つのこと。
食欲があるからと言って普段と変わらない食事を与えるのは回復が遅くなってしまいます。
下痢の時は基本、絶食させて便の様子を観るのが大切。
ですが絶食中は空腹のあまり胃液を戻してしまうことも多々あります。
そんな時は、少量のフードを与えて様子をみましょう。
「ほねっこが体に悪い」と言われる理由
『ほねっこが体に悪い』と言われる4つの理由を解説します。
1. 高脂肪・高カロリー
- 「ほねっこ」は、一般的に嗜好性を高めるために、動物性油脂や肉類が多く使用されています。これらの原材料は、高脂肪・高カロリーになりやすく、過剰摂取は肥満や膵炎のリスクを高めます。
- 特に、運動量の少ない室内犬や高齢犬にとっては、カロリーオーバーになりやすいので注意が必要です。
ペットフード公正取引協議会の定める基準では、ペット用おやつは総合栄養食に比べて高脂肪・高カロリーになる傾向があります。
2. 添加物
- 製品によっては、着色料、香料、保存料などの添加物が使用されている場合があります。これらの添加物が、アレルギーや消化不良の原因になる可能性があります。
- 添加物の種類や量によっては、長期的な摂取による健康への影響も懸念されます。
食品添加物の中には、犬のアレルギーを引き起こす可能性が指摘されているものがいくつか存在します。
3. 硬さ・形状
- 「ほねっこ」は、硬い骨状のものが多いため、小型犬や高齢犬が噛み砕く際に、歯や歯茎を傷つける可能性があります。
- また、噛み砕いた破片を飲み込み、消化器官を傷つけるリスクも考えられます。
硬すぎるおやつは、犬の歯の破折や口腔内損傷の原因となることが獣医師の臨床経験から知られています。
4. 塩分
- 嗜好性を高めるために塩分が多く含まれている製品もあります。
過剰な塩分摂取は、犬の腎臓に負担をかけ、腎臓病のリスクを高める可能性があります。
栄養士としてのアドバイス
- 「ほねっこ」を与える場合は、以下の点に注意しましょう。
- 与える量:パッケージに記載されている給与量を守り、与えすぎに注意しましょう。
- 与える頻度:毎日ではなく、ご褒美としてたまに与える程度にしましょう。
- 原材料の確認:原材料表示を確認し、高脂肪・高カロリーなものや、添加物の多いものは避けましょう。
- 犬種・年齢に配慮:小型犬や高齢犬には、柔らかいものや、細かく砕いて与えるなどの工夫をしましょう。
- 可能であれば、手作りのおやつや、無添加・低脂肪の自然素材おやつを選ぶことをおすすめします。
- 愛犬の健康状態や年齢に合わせて、適切なおやつを選び、与え方にも注意しましょう。
ご心配な場合は、獣医師やペット栄養管理士に相談することをおすすめします。
ワンコが喜ぶ!おやつの正しいあげ方

おやつタイムはワンコも飼い主も嬉しいスキンシップの時間。
我が家ではほねっこは大好きなおやつのひとつ。
ほねっこの袋を手にするだけで駆け寄ってきます。
ほねっこを食べさせる時に注意していることは、あげる回数と量です。
沢山のご褒美を1回もらうより、わんこはこまめに何回もご褒美(おやつ)を貰えた方が喜びます。
小分けにして何回かに分けて食べさせる。
1日に与えるおやつの量は思っているよりも少な目で調整してあげてください。
ほねっこの適切な分量
ほねっこSのパッケージには給与量の目安として
- 超小型犬:2~8本
- 小型犬:8~14本
- 中型犬:14~23本
- 大型犬:23~35本
- 幼犬:2~8本
となっていますが、一日に上げる分量の目安は、パッケージに書かれている半分ほどが適切な量と思ってください。
また、ワンコによっておやつの合う合わないがあるので、最初は様子を見ながら与えてあげるのがポイント。
我が家のフレブルもそうですが、ほねっこって本当に食いつきが良く大好きなワンちゃんが多いんですよね。
ほねっこの効果と食べさせてみて感じたデメリット

嗜好性が高いのか我が家のフレブルはほねっこが大好き!
ワンコに必須なカルシウムや関節、筋肉のもとになる栄養素も含まれているので毎日食べさせてます。
シニア犬にはうれしい3つの効果
ほねっこは健康で力強い骨格と筋肉の維持をサポートする成分が配合されています。
「Amino L40」という成分が配合されていることで、筋肉のもとになる栄養素アミノ酸の補給に役立ちます。
長く噛み続けることで歯磨き効果も期待できます。
フレブルは特に歯磨きが難しい犬種なので歯磨き効果があるのは嬉しいポイントです。
食べさせてみてデメリットと感じてること
我が家のフレブルは、ほねっこを勢い良く食べてしまい喉に引っ掛けて「オェッッ」となることが度々あるんですよね。
ですので丸ごと飲みこまないように気を付けています。
ほねっこはあまり消化良いとは言えないおやつなので、丸呑みしてしまうのが特に心配。
ゆっくり食べるように促すのですが、そのままほねっこをあげてしまうと、勢いよく丸呑みしてしまうんです。
対処方法として、ほねっこを与える時はしっかりと飼い主が手に持って噛みちぎりながら食べさせること。
手から離れてしまうと一気に食べてしまうので、少しづつ食べるように手に持ってほねっこの食べる量を飼い主が調整できるようにしています。
ほねっこの成分や原材料をチェックしてみた
ほねっこの主な原材料は小麦とチキンベースなのでカロリーは控え目。
魚介系の成分が強いのか食べた後の口臭は魚臭くなります。
コンドロイチンやグルコサミンといった、足腰が弱るシニア期に必要になる成分が配合されています。
穀類(小麦粉等)、肉類(チキン等)、糖類、乳類(ミルクカルシウム等)、ビール酵母、魚介類、油脂類、グルコサミン(カニ由来)、サメ軟骨抽出物(コンドロイチンを含む)、ミネラル類(リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、焼成カルシウム)、品質保持剤(プロピレングリコール)、着色料(二酸化チタン)、増粘安定剤(グリセリン)、保存料(ソルビン酸カリウム)、アミノ酸類(ロイシン、リジン、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファン)、pH調整剤、酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
- たん白質・・・12.0%以上
- 脂質・・・0.5%以上
- 粗繊維・・・1.5%以下
- 灰分・・・30.0%以下
- 水分・・・25.0%以下
230 kcal (100gあたり)
【まとめ】
ほねっこは、噛みごたえ、歯磨き効果、必要な栄養素が配合されていて、大きさもほどよいので毎日少しずつ食べさせるのにもってこいのおやつ。
どこでも購入できますし、一袋の本数が多く、値段もリーズナブル。
幅広い犬種に合わせて様々なサイズや味のほねっこが用意されているのも飼い主にとってはいいオヤツだと思います。
ですが、与えすぎや食べ過ぎには飼い主がしっかりと管理してあげないとワンコの体調を崩す原因にもなります。
楽しいワンコとの時間を過ごすためにも、飼い主がしっかり愛犬の健康管理をしていきましょう。
愛犬の健康維持に飼い主ができることは、正しい情報や知識を集めることだと思っています。
より良い情報を届けられるよう、ワンラヴライフがこれからもワンコの話題をたっぷりお届けしていきます!
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