お家でワンコと戯れて顔が近づいた時に「ウウっ」ってなった犬の口臭。
結構臭くて、何か変なもの食べたのでは?と思い、お口のお肉をめくって見てみたら歯の根元が黄色い…
これって歯石だよね…もしかして口臭の原因はこれかな?と感じて、犬歯の根元に付いてる歯石を自宅で取る方法を調べてみました。
ネットでは、マイナスドライバーやペンチなど道具を使って歯石を削り取ったりしている方も!
家にある道具といえばマイナスドライバーくらいなので、マイナスドライバーで歯石を取ることができるのか試してみることにしてみました。
マイナスドライバーを使って歯石を取る方法
参考にしたのがこの動画。
器用に歯石を擦り落としてます。
動画を観て驚いたのがじっと静かにしているウィリー君。
普段からお口のお手入れをしてもらっているのか、慣れた感じでおとなしくしています。
これだけ大人しくしていれば歯石を取るのも、歯磨きしてあげるのも楽ですよね。
実際に試してみたものの無理!
動画を真似て我が家のフレブルの歯石を取ろうとしてみたのですが、本気で嫌がるし、すぐに首を振って口の中もしっかりと見せてくれない…
そもそも不慣れな手つきで口をこじ開けているのだからワンコにとっては不安しかないんですよね。
しかも、フレブルってお口の周りのお肉が厚くて、軽くめくっただけだと歯が見えてこないんです。
フレブルやパグなど鼻ぺちゃの犬だと、そもそも自宅で歯石を削り取るのはかなり難しいと感じました。
自宅で出来る犬の歯石取り他にはどんな方法があるの
犬の歯石取りで検索すると、「スケーラー」「歯石取りペンチ」といった歯石取り専用の道具もネットで購入できます。
ですが、専用器具を使うにしても病院やサロンで行うような施術は無理。
我が家でできる歯石取りの方法は、歯磨きや歯石取りのジェルや歯石取りシートなどを使うことくらい。
歯石を削り取らずに歯磨きやジェルについて少し調べてみました。
歯石取り歯磨き
ワンちゃんの頑固な歯石を浮かせてポロリと剥がしやすくします。口臭・歯石を軽減します。
ガーゼや歯ブラシに付けて磨くだけで約2週間の使用で口臭が無くなったと実感
日に日に、歯石が薄くなり歯ぐきの状態が改善されていきます。
マジックゼオDAILYはジェルタイプの歯磨き粉なので使用も簡単です!歯磨きが苦手なワンちゃんでもしっかりと磨きやすいタイプのハミガキ粉です。
歯石取りジェル
無麻酔による犬の歯石取り(歯石除去)で、約3000頭の施術実績のある「わんこの歯医者さん」の獣医師が開発し、自信を持ってオススメする愛犬、愛猫のデンタルケア商品。
クリニックでの施術後のケアにも使用しています。
使用方法はとっても簡単&お手軽。朝食後などに付属のスプーンで山盛り2杯のパウダーを小皿などに取り、少量の水に溶かしてパートナーの口内に含ませるだけ。
しかも100%天然成分! 安心して大切なパートナーの口内環境改善をアシストします
歯石を放っておくと歯周病や怖い病気の原因に!
歯についた歯垢が歯石となり、さらに歯垢が付着して歯の周りの組織が炎症を起こす「歯周病」。
放っておくと、さらなる深刻な病気にもつながっていきます。
老犬の場合、全身麻酔での治療が必要になるとリスクも大きくなります。
口腔内の細菌が全身をめぐり腎臓病や心臓病などを誘発することもあります。
安全に除去するなら動物病院
マイナスドライバーやスケーラー、ペンチなどを使って、飼い主自身で歯石を除去することはおすすめできません。
というのも、歯茎を傷つけて出血させたり、口の中を触られることが嫌いになり、歯磨きをさせてくれなくなったりする恐れがあるからです。
それだけでなく、マイナスドライバーなどで削り取ると、歯石だけでなく歯の表面にも細かい傷が入ってしまい、すぐに歯垢が歯石になりやすくなってしまうからです。
動物病院での施術内容
動物病院での歯石取りは麻酔によりワンコが眠った状態にします。
麻酔をすることでワンコの性格に左右されず、歯周ポケットから歯の裏側までストレスなく隅々まで処置することができます。
グラグラの歯や、抜歯が必要と判断される場合にも対処することができます。
歯石を取り終わったら、ポリッシングという作業を行います。
歯の表面にできた肉眼では確認できない傷や凹凸をフッ素の入った研磨剤で磨いて平らにし、歯石の再付着を防ぎます。
歯石取りの費用の目安
全身麻酔をおこなう施術の場合は20,000円~50,000円が相場となっています。
無麻酔での歯石取りの費用の相場は3,000~10,000円。
無麻酔の治療に対して、全身麻酔の治療には高額な費用が掛かってしまうんです。
費用としては、歯石除去の施術の費用以外にも、血液検査やレントゲンなどといった、全身麻酔をおこなっても安全かどうかを検査する検査代分高額になります。
歯周病や口腔内の病気のことを考えればしっかり歯石は除去したいのですが、ただ我が家のフレブルは年齢も12歳と高齢で、鼻ぺちゃ犬ということもあり全身麻酔の危険性が高いので動物病院での麻酔治療は断念しました。
歯石を付かないようにするには
普段からワンコの口の中を清潔にすることが有効。
理想は毎日の歯磨きなのですが、嫌がるワンコも…
我が家のフレブルも歯ブラシを見せると逃げてしまうほど歯磨き嫌い。
ですので、指にガーゼを巻いて歯を軽くこすってあげてます。
それでも、フレブルなど鼻ぺちゃ犬は歯並びも悪く隅々まで磨くのは難しい。
そんな時は市販のデンタルケアを活用すると、歯石だけでなく歯周病や口臭の予防にもなります。
シニア犬など免疫力が弱くなったワンコは歯周病にもなりやすく、歯周病が原因となって細菌が全身に周り病気になることもあります。
ワンコのお口のお手入れってサボりがちだけど、人間と同様に毎日の歯磨きが歯石予防の有効な方法です。
飼い主がしっかりワンコのお口のケアしてあげましょう。
我が家の歯石取りは毎日のケアで頑張ることに!
自宅で犬の歯石取りにマイナスドライバーを使うのは、しっかり慣れたワンコでないと無理。
しかも、フレブルは口も周りのお肉が邪魔して余計無理!
ということで、我が家では毎日のデンタルケアを頑張ることになりました。
我が家のフレブル君の歯石は?というと
「今の所は歯周病も進んでいないので、毎日のケアで様子を見ましょう」
と獣医さんからの診察。
引き続き毎日ガーゼで歯を磨くようにしています。
獣医さんからは犬の歯石予防には「歯磨き+市販のデンタルケア用品が有効的」との助言。
フレブルは歯並びが悪く、口の中がガチャガチャしているので、ガーゼだけでは磨ききれないところもあるんです!
隅々までお手入れできる!便利な舐めるだけのタイプのデンタルケア
毎日なめさせるだけで、口臭や歯石を予防できるのでとても簡単です。
今の所2週間ほど使ってみたんですが、何と言ってもお手入れが楽!
肝心の口臭はだいぶ気にならなくなってきたので、一緒に遊んでてすごく楽しめるようになったのが嬉しい!!
まとめ
ワンコの口臭って病気のサインということも!
歯周病は悪化してしまうと心臓や肝臓など重篤な病気を引き起こします。
ですが、毎日のデンタルケアに取り組むだけで、歯周病を予防することができるんです!
いつまでもワンコと一緒に楽しく過ごしたい!そんな想いで我が家では早速デンタルケア始めました!
愛犬の健康維持に飼い主ができることは、正しい情報や知識を集めることだと思っています。
これからもより良い情報を届けられるよう、ワンラヴライフがワンコの話題をたっぷりお届けしていきます!
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