フロントラインをつけたら犬の元気がなくなる!!!
フロントラインだけでなく、皮膚につけるタイプのノミダニ予防薬は副作用が出ることもあるので要注意。
「フロントラインを付けて元気がなくなった!」時の対処法→こちらをクリック
元気が無くなったり、副作用の原因は、フロントラインに含まれる「アルコール分」が原因とも考えられています。
ノミダニの予防薬は、獣医師の処方によるものを使用することが大前提です。
ネット通販で購入できる予防薬を使う前に、かかりつけの動物病院で相談してから購入してくださいね。
このページでは、副作用が起きた時の対処法や、よく使われているノミダニ予防薬を紹介しています。
ワンちゃんのノミダニ予防の参考にしてみてください。
フロントラインを付けて元気が無くなった時の対処方法
- 首元に付けたフロントラインを洗い流す
- 安静にして様子を見守る
- 症状が治らない時は動物病院へ
まず最初につけたフロントラインを洗い流す。シャンプーや石鹸でしっかり流してあげてください。
フロントラインの副作用で、アルコール様中毒症状が出ることがあります。
- 嘔吐や元気消失、食欲不振がないかを観察
- 口元を注意して観察
- フロントラインを舐めた時には、ヨダレが止まらないことがある
- 嘔吐がひどい、痙攣している場合にはすぐに動物病院へ
上記のような症状がなくても、ワンちゃんの様子を見て心配なら、獣医師さんに診てもらいましょう。
フロントラインの副作用を調べてみた
フロントラインの公式サイトに記載されている副作用は下記のとおり。
動物が舐めた場合、溶媒の性状のため一過性の流涎、アルコール様中毒症状(嘔吐、食欲不振、元気消失)が観察されることがある。そのため、滴下部位を他の動物が舐めないように注意すること。
個体差による一過性の過敏症(投与部位の刺激によるそう痒、発赤、脱色、脱毛)が起こることがある。もし、症状が持続または悪化する場合は、直ちに獣医師に相談すること。
引用:フロントラインプラス 公式サイト
フロントラインの副作用としては
- アルコール中毒の症状
- アレルギー症状
この2つが主な副作用として、公式サイトに掲載されています。
実際に起きた副作用の報告は、農水省の動物用医薬品・副作用データベースで閲覧できます。
ノミダニ予防薬を選ぶ時の注意点
ノミダニの予防薬には内服薬と外用薬の2種類。
それぞれの特徴を確認してから選ぶようにしましょう。
内服薬 食べるタイプのノミダニ予防薬
内服薬は月に1度食べるだけでノミダニの予防ができます。
シャンプーや雨などで効果が流れ落ちることがないというメリットがあります。
内服薬を与える時の注意点
内服薬タイプのノミダニ予防薬は、処方用量を食べないと効果がありません。
ですので、食べ残しがないのかチェックが必須。
ワンちゃんによっては、匂いや味が嫌で食べないこともあります。
食べない時の対処法などはこちらを参考にしてみてください。
フィラリアも予防できる内服薬の注意点
内服薬タイプの中には、ノミダニ予防に加えてフィラリア予防できる薬もあります。
フィラリア予防もできるものは、特に注意が必要。
基本的には獣医師からの処方で投与する薬です。
ですが、最近ではネットで個人で購入する事ができます。
自己責任での使用となりますが、知らないと愛犬が死亡することも!
特に注意しなくてはいけないことがは、フィラリアに感染しているかの有無を投薬前に調べること。
感染しているのを知らずに投薬してしまうと、体内のフィラリアが投薬によって死んで血管に詰まり、犬が突然死することがあります。
フィラリアの予防薬は獣医師の診断で投与するようにしてください。
よく使われているノミダニ予防薬
内服薬タイプ
ネクスガード
チュアブルタイプのノミダニ予防薬。毛長種や皮膚が弱くスポットオンが難しいワンちゃん向き。特徴はおやつ感覚のビーフ味。
ノミ・マダニ予防薬で有名なフロントラインのメーカーが開発した「ネクスガード」。
ビーフ味のノミ・マダニ予防薬で、おやつ感覚で与えられます。
ノミ・マダニ予防薬で有名なフロントラインのメーカーが開発されているので、臨床件数も多く安全性が高い。
皮膚に垂らしたりする面倒がなく、月に1度の投与で、ノミは8時間、マダニは48時間で駆除できます。
ネクスガードスペクトラ
フィラリア、ノミ、マダニ、腸内寄生虫がこれ一つでまとめて駆除・予防可能なオールインワン。一度の投与で色々済ませたい場合に最適。
症状の対応範囲が広い分、価格が他の商品より高い。
すべての寄生虫対策をバラバラのお薬でするのは大変ですが、これ1粒だけで主要な寄生虫をすべて予防・駆除できます。
注意点として、最悪は死亡することもありますのでフィラリアに感染していないかを投薬前に確認が必須!
ブラベクト
1錠で3ヶ月効果が続くノミダニ予防薬。
チュアブルタイプで投与も簡単!わずらわしさがありません
犬に寄生するノミ、マダニに効果があります。
口から投与するおくすりなので、皮膚が弱くて液状のおくすりが使えなかったわんちゃんにも安心してお使いいただけます。
おいしいポーク味なので、飼い主様もわんちゃんもストレスなく投与することが可能。
投与後はすぐに全身へと広がり、効果を発揮します。
外用薬タイプ
バイエル薬品 フォートレオン
蚊の忌避にも効果あり!吸血前に素早く駆除
ノミやマダニの駆除だけでなく蚊の忌避効果もあるので蚊から刺されるのを防ぐことができるフォートレオン。さまざまな試験を受け欧米各国で使用されているなど、比較的安全性が高い商品です。
投与した部位への刺激が少なくスピーディーに乾いてくれるので、毛のべたつきが気になる方へおすすめです。
ノミ退治薬としては珍しくピリプロールを使用しており、殺虫しづらい多剤耐性ノミもしっかり効果を発揮してくれますよ。
投与後はシャンプーなら24時間経過すれば、水浴びなら8時間経過すれば問題ありません。また、簡単に開封できないようアルミシートで個装されているのが◎。小さなお子さんがいても心配が少ない。
共立製薬 フィプロスポット プラス ドッグ XS
皮膚に優しく投与しやすいチューブ型ピペット採用
国内の自社工場で製造。
フィプロニルとS‐メトプレンとのW配合で、ノミ成虫はもちろん卵のふ化や幼虫の変態まで防止してくれます。
マダニやハジラミの駆除にも効果的。
肌にあたっても痛みが少なく、薬液が毛に付きにくいチューブ型のピペットを採用しているので、素早く簡単に投与できます。
頻度は1~3ヶ月に1度でOK。パッケージの裏側には予定日を記載する欄やカレンダー用シールがあり、いつ投与したか一目で把握できるよう工夫されています。
フジタ製薬 マイフリーガードα 犬用 XS
ノミの全成育過程に対応!リーズナブルな価格のジェネリック製剤。
高品質な動物用医薬品を開発するフジタ製薬。国が定める品質・製造管理の基準をクリアした商品を提供しています。
そんなフジタ製薬から発売されているマイフリーガードαは、同じ主成分を配合した他商品と比較して、リーズナブルな価格が魅力的。
マダニ・シラミ・ハジラミに加え、ノミに関しては卵・幼虫・成虫の全成育過程に対応可能です。
犬用はXS~XLの全5種類展開ですが、各規格でパッケージだけでなくピペットのデザインも変更されています。一瞬で内容量を判別できるので投薬ミスがなく、多頭飼いのご家庭なら便利ですよ。
アニマルヘルスジャパン フロントライン プラス ドッグ
卵から成虫にまで◎。授乳期の母犬の場合は獣医師に相談を
フィプロニルが全身の皮脂層へ素早く広がり、ノミなどの成虫をほぼすべてを駆除してくれるフロントライン。
さらに(S)-メトプレンをプラス配合した本商品は、生き残ったノミが生んだ卵にまでアプローチし、ふ化や成長を阻害します。
薬液が十分に行き渡らせるために、投与後1日は水浴あるいはシャンプーを控えましょう。薬液でべたついてしまった毛も、翌日にはきれいさっぱり洗い流せて◎。
さらに公式サイトや専用のアプリを利用すれば、投与日をお知らせしてくれるサービスもあります。
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