このページでは犬に与えると結石の原因となる野菜を紹介しています。
犬の結石に良くない野菜は生野菜
野菜には「シュウ酸」が含まれ、『シュウ酸カルシウム結石』の原因となる可能性大の成分があります。シュウ酸は、エグ味やアクであり、どの野菜にも多少なりとも含まれています。シュウ酸を取り除くには、茹でることで「シュウ酸」を無くすことが可能です。
また、お湯に溶け出た野菜の「シュウ酸」は、そのまま飲んでしまうとシュウ酸カルシウム結石になる可能性があります。
- 野菜は必ず茹でる
- 茹で汁は捨てる
これが犬に野菜を与える時の基本となります。
茹でた野菜でも、摂取しすぎると、尿phがアルカリ性に傾きストラバイト結石の可能性があるので、適量を食べさせるようにしましょう。
犬 シュウ酸カルシウム結石 ささみ
避けるべき【食材・食品名】 | |
高カルシウム食品 | 鮭、いわし、牡蠣、にしん、空豆、ブロッコリー、ほうれん草、豆腐、乳製品(チーズ、牛乳、ヨーグルト)など |
高シュウ酸食品 | いわし、アスパラガス、ブロッコリー、人参、セロリ、とうもろこし、なす、ピーマン、レタス、ほうれん草、かぼちゃ、さつまいも、トマト、りんご、さくらんぼ、ベリー類、オレンジ、レモン、桃、梨、パイナップル、大豆、胚芽など |
高ビタミンC(アスコルビン酸)食 | アスコルビン酸を含んだフード、サプリメントなど |
犬 シュウ酸カルシウム結石 りんご
犬に増えているトラブルの一つに「シュウ酸カルシウム結石」があります。犬の結石といえば「ストルバイト結石」と呼ばれるものが多かったのですが、最近は「シュウ酸カルシウム結石」も増えています。
有機酸は、シュウ酸カルシウム結石の原因となる、犬の尿中のカルシウムをくっつけ、外に排出してくれます。そのため、リンゴに含まれるクエン酸などの有機酸は、シュウ酸カルシウム結石の対策にもプラスに働きます。
シュウ酸カルシウム結石 犬 バナナ
結石を作ってしまいやすい食べ物(成分)はいくつかあります
食べ物に含まれるシュウ酸という成分は、カルシウムと結合して結石のもとになります。
シュウ酸が比較的多い食べ物として、バナナがあります。
バナナの場合…生で食べることが多いため、ヨーグルトや牛乳などのカルシウムを含む食べ物と一緒にとる
犬 シュウ酸カルシウム結石 溶かす
シュウ酸カルシウム結石は、名前にカルシウムが入っていますので、カルシウム分を多く与えていると出来やすくなります。
こちらの方はオシッコの酸性アルカリ性には左右されません。昔はアルカリ側で形成され易いといわれておりましたが、研究が進むにつれてpH(ペーハー)は特に関与しないことがわかりました。
血液の中のカルシウム成分が多いと石ができやすくなってしまいすが、かといってカルシウムを摂らないでいると骨が脆くなり、骨だけでなくカルシウムは体の中で大切な役割を果たす成分になりますので、必要以下には減らすことはできません。しかしその必要分しか摂取していなくても石ができてしまうという場合の多くは体質が関係しています。体質というのか個体差というのか難しいですが。
“体質””食事内容”
この二つが尿石症の原因となりやすい要因です。
体質に関してはなかなか対策が難しいものがあります。
しかし食事に関しては、過去のオシッコトラブルの有無や動物の種類などから、尿石が出来やすいのかそうでないのかを把握する事が可能です。
犬 尿路結石 ささみ
ささみはストラバイト結石に注意!さつまいもはシュウ酸カルシウム結石に注意が必要です。
犬 尿結石 食事 手作り
愛犬がストルバイト結石と診断された場合、食事内容を見直すことが重要です。
では、ストルバイト結石の犬には、どのようなフードを与えるべきなのでしょう。
◆良品質な原材料
日本で販売されているドッグフードは、品質が良いものから粗悪なものまで幅広く販売されています。
理由としては、ペットフードに関する取り決めが非常に緩いからです。
そのため、ドッグフードを購入する際には、飼い主さんが安心安全な商品を見極める必要があります。
良質なドッグフードの条件としては、以下が挙げられます。
- 主原料は肉や魚
- 穀物不使用
- 人口添加物無添加
- ヒューマングレード
- 商品価格が安すぎない
犬 尿路結石 りんご
ストラバイト結石になる可能性 — というパターンがよくあります。健康な犬の場合、野菜をあげること自体に、悪影響が無いのですが、結石が出来ている場合には、 …
犬 pH 下げる 食べ物
犬たちにとって身近な食材の中から、酸性食品に含まれるものをピックアップしました。食品名の横の数値が大きくなるほど、酸性度が高い食品ということになります。
食材 | 酸性度 |
卵黄 | 19.17 |
玄米 | 15.47 |
マグロ | 15.28 |
鶏肉 | 10.41 |
カキ | 8 |
サーモン | 7.9 |
豚肉 | 6.16 |
牛肉 | 5 |
ソラマメ | 4.35 |
白米 | 4.31 |
① 療法食を食べてくれなくても大丈夫なこと(療法食は「治すお薬」ではない)
② 食べるものでおしっこのPHをコントロールしても「治る」わけではないこと(できた結晶を溶かしているだけの状態)
③ 必死にPHを測ってもそれほど意味はないということ(PHが高いのが原因ではなく、PHが高くなってしまっている「原因」が重要)
④ 水分をたくさんとらせるとおしっこの濃度が薄くなる=結晶ができにくくなる ということが分かりました。
コメント
ストラバイト結石ができやすいかもと言われています。
尿ケア用のご飯が好きではありません。
もともと、ご飯と名がつくカリカリは好きではなく、ご飯を食べさせる事に苦労している毎日です。
なるべく尿ケアご飯を食べさせたいので、鶏胸肉を茹でて、茹で汁と混ぜたり、レバーを茹でて、茹で汁と混ぜたりしてます。どちらもあげる量は少なめのお肉にしています。
人参やカボチャはあげなあ方が良いですか?
野菜も混ぜてあげたいと思うのですが、体に良くないのであれば、あげるべきではないですよね…
色々、悩む毎日です。
手作りご飯大変ですよね、特にカリカリ嫌いの子だとなおさらですよね!
私も、前に飼っていたワンコがストルバイト結石で食事制限してました。
ご質問いただいた回答です。
ストルバイト尿結石の主成分は、リン酸、アンモニウム、マグネシウムなので、
意外とかぼちゃはマグネシウムとリン酸をふくんでいるので、食べさせるのは控えたほうが良いと思います。
野菜の成分は「https://www.yasainavi.com/eiyou/eiyougraph/chem=magnesium/level=1」こちらのサイトが便利です。参考になさってください。
当時私が食事で気をつけたことは、水分をたくさん摂ることができ、ビタミンCやタンパク質が豊富な食事です。
理由としては水分を摂ることで、尿を薄め、尿量を増やすことができます。
小さな結石なら「おしっこと一緒に外に出そう」とういう獣医師さんからの指示でした。
また、ビタミンCは、膀胱炎に効果があるため膀胱にできやすいストルバイト尿結石にはピッタリです。
ですので、タンパク質の摂取では鶏肉をメインとした食事にしてました。
鶏肉には尿を酸性化させる働きをする成分が多く含まれています。
参考になれば幸いです。