アイムスのドッグフードはホームセンターやペットショップ、ドラッグストアなどどこでも売っているよく見るドッグフード。
アイムスは低価格でコスパが良いので、amazonや楽天では評価も高く、多頭飼いの飼い主さんや大型犬の愛用者が多いドックフードです。
ですが、製品をリニューアルしてからのアイムスは、涙やけの改善には不向きなドックフードに…
その理由は、使われている酸化防止剤が人工添加物に変更されたり、主原料のお肉がチキン・ラム・ターキーとだったものが、チキンミール・ラムミール・家禽ミールと加工食肉へと変わってしまっているからです。
このページでは、アイムスを食べているワンちゃんや、涙やけで悩んでいるワンちゃんに、涙やけの改善に効果のあるドックフードの選び方をまとめてみました。
詳しくは「失敗しないドッグフードの選び方」を参考にしてみてください。
アイムスが涙やけの改善には不向きな理由
アイムスが涙やけに不向きな理由は3つ
- 原材料にトウモロコシ・小麦を使っている
- 主原料のお肉が全てチキンミール・ラムミール・家禽ミールと加工肉
- 酸化防止剤にBHA・BHTが使われている
この3点が涙やけの改善には不向きとした理由です。
アイムスは穀物アレルギー持ちのワンちゃんは注意が必要
アイムスのドッグフードのラインナップ全てに、トウモロコシ・小麦が主原料として使われています。
食物アレルギー持ちのワンちゃんにとって「トウモロコシ・小麦」はアレルゲンとなる食物。
アイムス・チキンの原材料を見ると
肉類(チキンミール、家禽ミール)、とうもろこし、小麦、動物性油脂、 乾燥ビートパルプ、家禽エキス、乾燥卵、STPP (トリポリリン酸塩)、ひ まわり油、フラクトオリゴ糖、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、 コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜 鉛、カリウム、クロライド、セレン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)
肉類としてチキンミール、家禽ミールとまとめられているので、実際にはトウモロコシや小麦の方が配合量は多いかもしれません。
ですので、アイムスは穀物の割合が多く、ワンちゃんにとって消化があまり良くないドッグフードと判断できます。
食物アレルギーがあるワンちゃんには「グレインフリー」もしくは「グルテンフリー」のドッグフードを選ぶことで涙やけの改善が期待できます。
詳しくはこちらのページでまとめていますので、参考にしてみてください。
リニューアル後のアイムスは原材料の質が落ちた?
アイムスの原材料で、涙やけに不向きだと判断した大きな理由は
消化の良くないドックフードと判断できるから
消化が良くないと判断する理由として「低品質なお肉」を使用していること。
使っているお肉が「チキンミール、家禽ミール」というのは、価格が安いので高品質なお肉を使うことは難しいと考えられます。
もう一つ、消化が良くないとする理由が酸化防止剤に合成添加物を使っていること。
アイムスがリニューアルする前は酸化防止剤にローズマリー抽出物を使用していたのですが、現在は【BHA・BHT・クエン酸】を使用しています。
合成添加物は涙やけの原因ともなる物質で、特にBHAやBHTはワンちゃんには与えたくない添加物の代表格。
ですので、リニューアル後のアイムスを食べていて、涙やけが出ているワンちゃんはドッグフードの切り替えで涙やけが改善されるかもしれません。
涙やけを改善するためにどんなドッグフードを選べば良いのかはコチラを参考にしてみてください。
涙やけに効果のあるドックフードの選び方
涙やけが起きやすいワンちゃんに、食べさせたいドックフードの選ぶポイントは4つ。
- 消化の良い原材料で作られている
- アレルゲンが入っていない
- 合成保存料・防腐剤などが入っていない無添加なもの
- 腸内環境をよくする成分が配合されている
具体的にどんなドッグフードを選べば良いのかを解説していきます。
消化の良い「お肉がメイン」のドッグフードを選ぶ
お肉がメインかどうかを見分けるポイントは、パッケージに表記されている原材料を見ること。
原材料は配合量の多い順に記載されているので、一番最初に【チキン・鶏肉・牛肉・ラム肉・サーモン】の表記があるドッグフードを選びましょう。
お肉でも「○○ミール」が含まれているのものは避けるのがベスト
ドッグフードに使われている肉類で【○○ミール・○○粉・乾燥○○・○○油脂】など加工肉が使われているものは、品質の低い肉を使っている可能性が高いドッグフードです。
ワンちゃんにとってあまり好ましくない材料ですので、原材料に【○○ミール・○○粉・乾燥○○・○○油脂】が主原料のドッグフードは選ばないようにしましょう。
添加物の多いドッグフードは食べさせない!
1kg500円以下の安いドッグフードには、油(脂)や合成添加物がたっぷり含まれています。
原材料をチェックして、下記の添加物の入ったドッグフードは食べさせないように!
添加物の種類 | 原材料に表記されている名称 |
酸化防止剤 | BHT・BHA・エトキシン・没食子酸プロピル・プロピレリングリコールPG |
甘味料 | ソルビトール・ステビア・キシロース・グリシリジン・アンモニエート |
着色料 | 赤3号・赤40号・青2号・黄4号・二酸化チタン・ph調整剤・ソルビン酸K |
低アレルゲンのドッグフードを選ぶ
「涙の量が多い・目やにが多い」ワンちゃんは、食物アレルギーの可能性が高いです。
ですので小麦やトウモロコシを使っていないドッグフードを選びましょう。
小麦全般 | 小麦・小麦粉・小麦ふすま・小麦全粒粉 |
トウモロコシの加工品 | とうもろこし粉・コーングルテン・コーングルテンフィード・コーングルテンミール・ホミニーフィード |
大豆の加工食材 | 脱脂大豆・大豆ミール |
腸内環境を良くする成分が入っているドッグフードは◎
代謝の良いワンちゃんは、涙やけにもなりにくく健康的です。
代謝を良くするには腸内環境の改善が最も効果的。
乳酸菌やオリゴ糖はドッグフードだけでなくサプリなどでも補給できますので、いつも食べているドッグフードに混ぜて食べさせるのも効果的です。
食事にプラスして効果的に涙やけを改善する方法
涙やけの原因は食物アレルギーだけでなく、外からの刺激(ハウスダスト、目の汚れ、花粉などのアレルゲン)があります。
涙の量が多く、目元が湿っていることが多いワンちゃんには、こまめに拭いて細菌の増殖を抑えることが涙やけの対策として効果的です。
涙やけで毛が赤茶色になってしまうのを防ぐのに効果的なお手入れグッツや、お手入れ方法はコチラの記事を参考にしてみてください。
サプリメントを使った涙やけ対策
涙やけはドッグフードの切り替えも効果的ですが、サプリメントで足りない栄養素を補給するのも有効です。
動物病院でも涙やけの治療として
- 食事の見直し
- お手入れの徹底
- 抗生物質・サプリメントの処方
という治療を行っています。
このブログでは涙やけに有効なサプリメントを紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
アイムスのドッグフードは価格重視のドッグフード。
低価格ですが、ある程度の品質のドッグフードを愛犬には食べさせたいですよね。
特に涙やけで悩むワンちゃんなら、食事で改善することが多いので、涙やけに効果のあるドッグフードを選んであげてください。
ワンラヴライフでは、あなたの愛犬が健康的に過ごせるように、厳選したアイテムやワンコの話題をたっぷりお届けしていきます!
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