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犬にヨーグルトを与えるメリット・デメリットをまとめてみました!

ヨーグルトは乳酸菌が豊富で、ワンコの腸内環境や口内環境を改善する働きをもっています。

口臭やお口のトラブルの予防にヨーグルトを使っている飼い主さんもいます。

ヨーグルトを上手に活用するには「低脂肪の無糖ヨーグルトを選ぶ・愛犬に適切な量を与える」という正しい知識が必要です。

正しい知識でヨーグルトを与えないと、愛犬にはデメリットしかありません。

このページでは、ヨーグルトを与えるデメリットやメリットと、乳酸菌を使った愛犬のお口のケアについて解説しています。

ヨーグルトを犬に与えるデメリット

ヨーグルトを与えることでワンちゃんに悪影響を及ぼすこととして

  • 軟便・下痢になることがある
  • 与えすぎによる体重増加・尿結石のリスクが高まる
  • 中毒を引き起こす材料がある

正しい知識がないまま、ワンちゃんにヨーグルトを与えてしまうと、上記のようにワンちゃんの健康を害することになります。

ヨーグルトを与えるときの注意点

  • 与える量は体重5kgで5g(ティースプーン1杯)
  • 冷蔵庫から出してすぐに食べさせない
  • アレルギーに気を付ける
  • 与えるヨーグルトはプレーンヨーグルト

それぞれ詳しく解説していきます。

ヨーグルトの与えすぎは、カルシウムの過剰摂取やカロリーオーバーとなります。(体重増加・尿結石のリスク)

また、初めてヨーグルトを食べるワンちゃんはお腹が緩くなったりすることもあるので、与える量は体重5kgに対して5g程度にしましょう。

超小型犬(成犬)4kg未満約5g(小さじ1杯分程度)
小型犬(成犬)10kg未満約10g(小さじ1~2杯分程度)
中型犬(成犬)25kg未満約20g(小さじ4~5杯分程度)
大型犬(成犬)25kg以上約25g以上(小さじ5杯分以上)

冷蔵庫から出してすぐヨーグルトを食べさせると、体が冷えてしまい下痢や軟便の原因となります。

お腹を壊すのを避けるためにも、ヨーグルトは常温に戻してから食べさせるか、レンジで10秒ほど過熱してから与えてください。

与えるヨーグルトは、プレーンヨーグルトで低脂肪のヨーグルトを与えてください。果実入りや甘味のあるヨーグルトはNGです。

プレーン以外のヨーグルトでは、ブドウ類などの果実やキシリトールなど中毒を引き起こす材料が入っているものがあるので、使用されている原材料に注意してください。

ヨーグルトを与えるメリット

正しい知識でヨーグルトをワンちゃんに与えれば、メリットはたくさんあります。

  • 善玉菌の働きで口内環境・腸内環境が整う
  • 口臭対策・歯周病の予防になる

ヨーグルトを摂取した時の効果は、ヨーグルトに多く含まれる乳酸菌の働きによるものです。

乳酸菌がワンちゃんの体の中の善玉菌と悪玉菌のバランスを、善玉菌が優勢になるように働きかけるからです。

善玉菌が多い身体になると、口内では歯周病菌の増殖が抑えられます。

また腸内では、腸内環境が整い消化を助け、免疫力向上や代謝UPへとつながります。

歯周病予防にもなるけど重要なのは歯磨き

ヨーグルトを使った口内ケアは人間でも虫歯予防などに活用されています。

ワンちゃんでも同じように口内環境改善に役立ちます。

ですが、ヨーグルトを摂取するだけでは、歯周病予防には不十分。

その理由は、歯石や歯周病の原因となる歯垢や食べかすを取り除くことができないからです。

歯垢や食べかすを取り除くには、歯ブラシによる歯磨きが最も効果があります。

とはいっても、歯磨きが苦手な子は多く、歯磨きが出来るようになるには、時間と飼い主の負担がたくさんかかります。

歯磨きが苦手な子には歯磨きジェルが効果的

歯磨きが苦手な子や歯ブラシが嫌いな子に、いきなり歯磨きの練習をさせても嫌がるばかりで歯磨きができるようにはなりません。

歯磨きが苦手な子には、ワンちゃんが好きな匂いと味がついた歯磨きジェルを上手に利用してみてください。

歯磨きジェルを歯ブラシに付ければ、喜んで口に入れて舐めてくれるので、おやつを与える感覚で歯磨きの練習をすることができます。

販売サイトでは、歯ブラシが嫌いなワンちゃんが歯ブラシを夢中で舐める動画を見ることができます。→動画を見てみる

歯磨きジェルには歯周病予防になる乳酸菌が配合

歯磨きジェルにはお口のトラブルに効果的な乳酸菌「ロイテリ菌・クリスパタス乳酸菌」が配合されており、他の乳酸菌を摂取するよりもワンちゃんの歯周病対策になります。

歯磨きジェルを使うことで歯磨きの練習が容易になり、歯周病対策になる乳酸菌が配合しているので、ワンちゃんの口内ケアを十分に行えますが、ヨーグルトと比べるとコストが高くなってしまいます。

歯磨きができるワンちゃんには必要ないものですが、これから歯磨きを練習するワンちゃんには簡単に効率よく練習ができます。

歯磨きが苦手な子だけチェックしてみてください→歯磨きジェル販売サイトを見てみる

まとめ

ヨーグルトは正しくワンちゃんに与えることで歯周病予防・口臭予防・腸内環境の改善・免疫力アップとたくさんのメリットがあります。

また、ワンちゃんのお口のトラブルも予防してくれるので、ドッグフードにヨーグルトを混ぜるだけで、歯磨きが苦手な子でもある程度の歯周病予防になります。

歯磨きが苦手でこれから歯磨きをさせたいワンちゃんには「歯磨きジェル」を活用して歯磨きの練習をしてみてください。

歯磨きができる子は、ヨーグルトを与えることでより効果的な歯周病予防ができますので、お試ししてみてください。

プロフィール
ワンラヴライフ管理人

犬とと20年以上暮らしてきた経験を活かし「幸せに愛犬と一緒に暮らす」ための情報や知識を発信しています。
過去の経験から、皮膚トラブル(涙やけ・よだれやけ)や口臭対策・老犬のお世話についての知識が豊富。
現在は後ろ足が麻痺したフレンチブルドックがパートナーです。

歯磨き・口腔ケア
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