カリカリを食べない理由が、犬のわがままではないと言えるのは
ワンちゃんが毎日楽しみにしていることは「食べること」「飼い主と遊ぶこと」「散歩すること」です。
なかでも、食べることが大好きなワンちゃんの「美味しいご飯が食べたい!」という気持ちはわがままではないはずです。
毎日喜んでご飯を食べてくれる姿には、飼い主も癒されるものです。
この記事では、ワンちゃんがカリカリを食べなくなった時の気持ちと、美味しく食べてくれるコツを解説しています。
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カリカリを食べない理由と原因
食べてくれない原因は様々、どんな理由で食べてくれないのか?食べさせるためのコツと一緒に解説していきます。
ドッグフードに飽きてしまった
毎日同じご飯でもう飽きた!
いつもと同じ匂いに、いつもと同じ食感に味・・・そんなワンちゃんには
- フードをお湯でふやかす
- ウエットタイプのフードをトッピング
- 主原料が違うフードを混ぜる
味や匂いを変えて、食欲を高める方法が効果的です。
フードをお湯でふやかすと、香りが立ち食欲を上げる効果があります。
手軽にできますのでお試し下さい。
体調不良で食欲が落ちた
体調不良が原因で食欲が落ちてしまっている場合では
- 運動量が落ちる
- 息遣いが荒くなる
- 下痢っぽい
- 耳垢や涙やけ、毛並が悪くなる
など、いつもと違う行動やウンチの状態となります。
そんな時には無理に食べさせずに様子をみましょう。
1〜2日たっても食欲が戻らない場合には獣医師の診断を受けて下さい。
子犬や老犬ですと、成犬と比べて体力が少ないので「おかしいな?」と感じたらすぐに診てもらうようにしましょう。
子犬の場合
子犬の時期には一時的に食欲が落ちる時期がありますので、急に食べなくなってもあまり心配はいりません。
食欲が落ちていると感じたら、1日の食事の回数を増やしたり、フードを柔らかくして食べさせてるのが効果的です。
また、乳歯の生え替わりの時期にはカリカリのフードが食べづらく感じます。
ウエットフードや食べやすくふやかしたフードで対応しましょう。
病気が原因で食べない場合
なんらかの病気が理由で食欲が落ちてしまっている時の3つの特徴
- 水を飲まない
- 嘔吐・下痢
- 元気喪失・ぐったりとしている
愛犬にこれらの症状がみられる時には病気の可能性があります。
自己判断せずに動物病院で受診させてください。
主な症状 | 考えられる病気 |
歯の汚れ、歯茎の腫れやただれ、口臭、食欲不振など | 歯周病、口内炎など |
元気がない、食欲不振、咳、呼吸が荒い、黄疸、尿の色の異常、震え、発作など | 心疾患、肝炎、腎不全など |
いびき、喘鳴(ゼーゼーとした呼吸)、失神、食欲不振など | 短頭種気道症候群など |
嘔吐、下痢、血便、食欲不振、元気がない、衰弱など | 胃腸炎など |
咳、呼吸困難、チアノーゼ、腹水、栄養状態の悪化、食欲不振、嘔吐、下痢など | フィラリア症、回虫症など |
ストレスが原因で食べない場合
ワンちゃんのストレスとなること
- 引越しなどで生活環境が変化した
- 留守番が多い
- 散歩が足りない
- フードが急に変わった
など、ストレスにより食欲が低下してしまっている場合には、散歩や運動をいつもより多めにおこない、体を動かしてあげることがストレスの軽減に効果があります。
新しいフードに変更した時は警戒心からご飯を食べなくなることがあります。
警戒心を解くように、数日間で少しづつ混ぜて新しいドッグフードに慣らしていきましょう。
まとめ
カリカリを食べないのは「食べ飽きてしまった」という理由が多く1種類のフードをずっと食べさせるのではなく、複数のフードでローテーションさせると飽きずに食べてくれます。
また、体調不良や病気の時には食欲が落ちますので、愛犬の様子をしっかり観察して心配な時には早めに獣医師に相談してください。
大好きな食事の時間を作ってあげることは、愛犬にとっても飼い主にとっても幸せな時間となります。
健康で長生きするためにも、愛犬の食事に気を使ってあげましょう。
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