犬が口から餌をこぼす、上手にご飯を食べられない原因は
- 興奮している・食べ方が悪い
- ドッグフードの粒の大きさが合っていない
- お腹が空いていない・食べたくない
- 歯や健康状態が悪い可能性も
興奮して食べこぼしたり、食べたくなくて口から出している場合は問題ありませんが、歯周病や歯槽膿漏といった病気の可能性もあるので注意が必要です。
愛犬をよく観察して原因を探ってみてください。
このページでは、犬が餌をこぼす時の原因の見極め方、病気だった場合の対処法を解説しています。
犬が口から餌をこぼす原因が病気かどうかの見分け方
食欲旺盛で餌をこぼしている、という以外は愛犬の身体に何かしらの原因があると考えられます。
歯周病や歯槽膿漏など口の中が痛い時には、食欲はあるけど上手く食べられません。
犬は痛みを隠す習性がありますので、普段通り食べているけど、ポロポロと口からフードをこぼす時には以下の点に注意して観察してみてください。
- 咀嚼がぎこちないかどうか
- 噛んだ時に声をあげている
- 食欲はあるけど食べるのに躊躇している
口の中の痛みを隠しながら食べるので、上記のような食べ方をします。
また、口の中の様子も合わせて確認してください。
- 口臭がキツイ
- 歯石が溜まっている
- 歯茎が赤黒い(健常時はピンク)
- 歯茎が腫れている
- 口の周りを触ると怒る
食べている様子と口の状態が上記に当てはまる場合は、口の中が痛くて餌を口からこぼしている可能性があります。
口の痛みの原因は大部分が歯周病からくる歯肉炎や歯槽膿漏です。早めに動物病院で診察を受けてください。
飼い主が愛犬にしてあげられること
フードをうまく食べられないほど痛みがある場合には、飼い主にできることは、なるべく早く病院で治療を受けさせることしかありません。
そのまま放置してしまうと、免疫力が低下→歯周病の重症化→心臓病・腎臓病と死に至ることもあります。
治療後は、デンタルケアを習慣化するなど、ワンコの口腔内を健康に保つことが必要となります。
歯周病を再発・重症化させないためには、自宅での歯磨きがとても重要になります。
フィラリア病を予防するように、歯周病は歯磨きをすることで飼い主でも予防できる病気です。
時間はかかりますが、ワンコが歯磨きをできるように努めていきましょう。
歯磨きが歯周病予防に効果的な理由
歯磨きが歯周病予防に効果的な理由は、歯垢や食べかすを物理的に除去できること。
歯周病の原因となる歯石をブラッシングにより歯につくのを防げるので、歯周病予防効果があります。
歯磨きが苦手なワンコでも、歯磨きが習慣化できるように努めましょう。
とはいっても、歯磨きが嫌いで歯ブラシを見るだけで逃げ出してしまう子には、犬が好むフレーバーの歯磨きジェルなどを上手に活用してみてください。
歯磨きが嫌いなワンコにオススメのデンタルケア
歯磨きが嫌いな子には、無理やり歯ブラシを口に入れるのではなく、まずは飼い主の指や、歯磨きガムなどで慣らしていきましょう。
最近の犬用の歯磨きグッツには、ブラッシングしなくてもある程度は歯垢の付着を防止する機能をもった歯磨き粉なども販売されています。
ドクターデンタルワンも歯磨きを補助する歯磨きジェルとして、愛犬の口腔内を健康に保つ成分が入っており、歯磨きが苦手な子のために作られています。
歯磨きが嫌いな子でも、歯ブラシを口に入れる動画も販売サイトで見ることができます。動画を見てみる→ドクターデンタルワンの動画を見る
ワンコにも飼い主にも負担が少ない歯磨きができる工夫がされている歯磨きジェルですので、気になる方は販売サイトで確認してみてください。
まとめ
犬が餌を口からこぼしてしまう時には、もしかしたら歯周病などの病気の可能性があります。
愛犬の食事中の様子を観察し、痛みがありそうな場合には病院で診察を受けるようにしましょう。
歯周病の予防には歯磨きが効果的ですが、歯磨きが苦手な子には歯みがきジェルなどを活用して歯みがきの習慣がつくようにしてみてください。
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