KPSマウスクリーナーを飲んでくれない子には
- 飲ませるのを止める
- 説明書より薄めてみる
- 別のデンタルケアに変更する
といった「無理に飲ませることをしない」対応がおすすめです。
無理に飲ませる事で、愛犬の警戒心や恐怖心を増大させるだけとなり、今後のデンタルケアができなくなってしまう可能性があるからです。
- 歯石が溜まる
- 歯周病が進行
- 口臭の増加
- 歯槽膿漏へと重症化(抜歯・顎の骨折)
- 歯周病菌が全身へと周り心臓病・腎臓病などの死に至る病気のリスクが高まる
何もせず放置すると、愛犬の健康寿命を縮めることになります。
この記事では効果的なデンタルケアの方法として、KPSマウスクリーナーを飲まない子への対処法、歯磨きが苦手な子のデンタルケアについて解説しています。
KPSマウスクリーナを飲まない子への対処法
KPSマウスクリーナーを飲まない子に対しては「使用をやめる」ことも必要です。
購入してすぐ止めてしまうのは・・・という方は、説明書きに書いてあるよりも薄めて使用してみてください。
味に敏感な子は、KPSマウスクリーナーの酸味に反応しています。
ワンコにとって酸味や苦味は「酸味=腐っている」「苦味=毒」と本能的に認識しているので、味がダメな場合はどんな事をしても、愛犬の嫌悪感と恐怖心を煽るだけとなります。
歯磨きが苦手で飲むだけ、舐めるだけの簡単なお手入れから始めたい方は「歯磨きが嫌いなワンコにおすすめのデンタルケア」をチェックしてみてください。
KPSマウスクリーナーを飲まない時の使用法
KPSマウスクリーナーが入った水を飲まないワンコには、飲み水と同じ割合(飲み水60mlに対して本品1cc(1ml))以下で薄めたものを、ガーゼや歯磨きシートにつけて歯の汚れをとってあげる使い方が有効です。
ですが、KPSマウスクリーナーの味が苦手なワンコには苦痛となります。
無理矢理に口のお手入れをすれば嫌な感情だけが残り、歯磨きなどデンタルケア全般を全力で嫌がるワンコになってしまいます。
KPSマウスクリーナーを基準より薄めて使っても嫌がるようであれば、使用するのをやめてください。
歯磨きを嫌がる子にしないためにも、愛犬が喜んで舐めてくれるデンタルケア用品を活用して、歯磨きの習慣をつけるようにしましょう。
歯磨きが嫌いなワンコにおすすめのデンタルケア
歯磨きが嫌いなワンコには、歯垢性が高いフレーバーで喜んで舐める「歯磨きジェル」がおすすめ。
おすすめする理由は3つ
- 歯磨きができない時期でも舐めるだけでもお手入れができる
- 歯ブラシに付けて舐めさせることで、歯磨きに慣れさせられる
- 歯磨き粉として使う事で、効果的な歯磨きができる
歯磨きができないワンコでも歯磨きの練習が容易で、歯磨きがまだできない時期でも、歯磨きジェルの有効成分が歯に汚れが付着するのを防止する効果があります。
歯磨きが嫌いな犬でも、喜んで歯ブラシを舐めている動画が販売サイトで視聴する事ができます。
歯磨きが嫌い!歯ブラシも嫌い!という子はチェックしてみてください。動画→喜んで舐めるワンコ
歯磨きができなくても、舐めるだけや飲むだけのデンタルケア用品もありますが、舐めるだけでは歯垢や歯の汚れが落とせず歯周病予防に効果がありません。
ですので、歯磨きを嫌がらずにできるようになるデンタル用品を検討してください。
口臭や歯周病の予防には歯磨きが一番効果がある
歯ブラシを使った歯磨きが口臭、歯周病予防に最も効果があるとされる理由は、歯の表面や歯周ポケットの汚れや歯垢をかき落とす事ができるからです。
口臭や歯周病の原因となるの歯垢(プラーク)は、人間と同じくネバネバとしており、歯磨き以外で落とし切ることはできません。
ですが、舐めるだけでも歯磨きの効果がある商品のほとんどは、舐めるだけでデンタルケアが完了すると誤認させるような商品が多くあります。
歯磨きができるようになれば、口臭や歯石予防だけではなく、重篤な病気の予防となります。
歯磨きが苦手な子でも、楽に歯ブラシに慣れさせることのできる「歯みがきジェル」などを活用して歯磨きができるよう努めていきましょう。
まとめ
KPSマウスクリーナーを飲まない子には、無理に飲ませるのはではなく、説明書に書いてある濃度よりも薄めて使ってみてください。
それでも飲まない子には、ガーゼやコットンに付けての歯磨きに活用できます。
犬のデンタルケアは嫌がらずにお手入れできることが、愛犬と飼い主にとって負担が少なく継続してお手入れできる秘訣です。
歯磨きが苦手な子には、歯磨きを習慣化しやすくする「歯みがきジェル」など便利なデンタル用品を検討してみてください。
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