- おむつかぶれを痒がっている
- 痒みで眠れないのか元気がない
- 肌の状態が良くならない!
老犬になると、おむつ生活によるおむつかぶれや床ずれなど介護の悩み増えますよね。
うちの子も介護の時には、おむつかぶれが酷くて苦労しました。
動物病院から処方されたゲンタシン軟膏ではなかなか良くならず。うちの子にはステロイド系の軟膏の方が痒みを抑えられたので、効果がありました。
薬の効果のあるなしは、一定の期間使ってみないとわからないので、毎日ワンコの様子を観察することがが大切です。
このページでは、犬のおむつかぶれを改善するために、病院との付き合い方やおむつかぶれに効果があった薬を紹介しています。参考にしてみてください。
犬のおむつかぶれにゲンタシンが効かないと感じた時やること
処方されたゲンタシン軟膏が効果ない時には、まずは獣医師さんに効果が無いことを伝えること。
おむつかぶれの原因は様々で獣医師の見立てとは違うことも考えられます。
ですので、ある程度の期間を使用しても効果が無い場合には、薬の変更や病院の変更も考えましょう。
効果が無い時に獣医師に伝えること
- ンタシンを塗っている時の犬の様子(痒み有無・痛み)
- 患部の状態がどうなっているのか
- おむつをどのくらいの頻度で交換しているのか
- 尿の色や匂い
- ウンチの状態
ワンコの変化を詳細に伝えることが診断には重要です。
日々の様子をよく観察してメモ等に残しておくことをおすすめします。
いつまでたっても動物病院で処方された薬が効果ない時には、選択肢として動物病院を変えることも必要です。
動物病院にかかる費用は、人とは違い保険が効かないため薬代や診療代など長期間の治療になればなるほど高額になります。
ですので、自己責任となってしまいますが、市販の薬を使った方が費用を抑えられることもあります。
おむつかぶれなら赤ちゃん用のくすりでも代用できるので参考にしてみてください。
ワンコでも使える赤ちゃん用のおむつかぶれの薬
犬のおむつかぶれを改善するには、かぶれの程度によって「保湿剤・非ステロイド軟膏・ステロイド外用薬」と使い分けことでワンコへの負担を減らせます。
犬にも使えるおむつかぶれに効果のある市販薬をまとめてみました。
おむつかぶれに使える保湿系のクリーム
おむつかぶれが軽度の場合やおむつかぶれが良くなってきたら、肌に優しい保湿クリームのお手入れで予防することができます。
保湿だけなら白色ワセリンや保湿クリームでお手入れしてあげましょう。
非ステロイドのクリーム
非ステロイドのクリームはステロイド系のクリームと比べると、劇的に症状が良くなることはありませんが、肌にやさしく使用したい時にはおすすめです。
ポリベビーは痒みを抑える成分も配合されているので、痒みがあるおむつかぶれには有効。
細菌の感染を防ぐトリクロロカルバニリドも配合しているので患部を清潔に保つことも出来ます。
レスタミンコーワ パウダークリームは痒みを抑える成分が入っており、痒みがあるおむつかぶれに有効。
ポリベビーより塗り心地がサラッとしているので、毛にまとわりつかずに塗りやすいクリームです。
重度の炎症を起こしている場合や非ステロイド外用薬を長く使っていても改善が見られない場合は、獣医師に相談してみましょう。
おむつかぶれに有効なステロイド外用薬
ステロイド外用剤は強い塗り薬です。長期で使用する際には注意が必要です。
効果があれば2~3日でおむつかぶれが改善できます。
ステロイド外用薬は使用上の注意をよく読んでから使用してください。
薬局で購入できるおむつかぶれの市販薬を使う時の注意点
今は通販でも処方薬が簡単に購入できます。ネットの情報などから容易に使用するのは注意が必要です。
ひどいおむつかぶれには自己判断で薬を使わず、動物病院で診断を受けることをおすすめします。
おむつかぶれには環境改善や食生活改善も効果がある
おむつかぶれには塗り薬に頼るだけでなく、こまめなオムツ交換や食事によっても改善できることがあります。
おむつかぶれの最大の原因は、おむつを長時間替えなかったこと。 密閉されたおむつの中で排せつ物や汗による湿気でおしりが蒸れて、皮膚がふやけて傷つきやすくなっているところに、うんちやおしっこのアンモニアや酵素が刺激を与えて炎症を起こします。 特に、おむつの中が蒸れやすい夏場は注意が必要です。
おむつの交換頻度・おむつの選び方
- おむつの吸収性が高いものを選ぶ
- パンパースかムーニーは通気性が良くておむつかぶれには効果的
おむつを長時間はいていることによる蒸れは、おむつかぶれの一番の要因。
蒸れを解消するには、こまめなおむつの交換が効果的です。
また、おむつも人間用のパンパースやムーニーはおしっこの吸収性が高く、蒸れにくい構造なのでおすすめです。
おむつの交換時には、身体を綺麗に保ってあげることも忘れずに。
うんちによるおむつかぶれを防ぐ
おむつかぶれの原因の一つに、うんちによる炎症があります。
うんちに含まれる細菌が、おむつかぶれの炎症を悪化させるからです。
とくに軟便な場合はおむつかぶれがひどくなりやすい。
\解決策/
- 軟便を解消させるように消化吸収の良い食事
- サプリで腸内環境を整える
- おむつかぶれのひどい箇所の毛をバリカン剃る
かぶれのひどい箇所の毛をバリカンで短くしてあげるのは効果的です。
汚れを拭き取りやすくなり清潔に保つことができ、薬も塗りやすくなるからです。
軟便を解消するには食物繊維が多く消化吸収のよい食事を摂ることが大事になります。
食事を変えてウンチの状態を良くする
ドライフードでしたら「安心犬活」がおすすめです。
腸内環境を整える乳酸菌・オリゴ糖が配合されており食物繊維も豊富に含まれているからです。
おすすめフード→安心犬活を詳しく見てみる
高齢でドライフードが苦手なワンコには半ウエットタイプの「ブッチ」がおすすめです。
ドッグフードを変えたく無い場合にはサプリメントが有効
ドッグフードを変えたくない時には、サプリメントを活用する方法も有効です。
軟便の原因は主として消化吸収がうまく機能していない事。腸内環境が良くなることで軟便や下痢は治まります。
腸内環境を改善するのは善玉菌(乳酸菌)などの力が必要になります。
効率的に善玉菌を摂取するならサプリメントを活用することで、腸内環境を改善できます。
そんなおすすめのサプリが「プロキュア」
「プロキュア」は乳酸菌を効率よく摂取できて、軟便を解消する効果が期待できます。
詳細はプロキュアの販売サイトで確認できますので、気になる方はチェックしてみてください。
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まとめ
おむつかぶれにゲンタシンを処方されても効果が無い場合には、病院にしっかりと現在の状況を伝えることが大事になります。
おむつかぶれが長期間改善されない場合には、投薬している薬がワンコに合っていない場合が考えられます。治療方針や薬を替えてもらえるよう病院へ相談してみてください。
それでも、良くならない場合には違う病院での診療も考えてみてください。
おむつかぶれを改善するには塗りくすりも必要ですが、食事やおむつの交換など環境改善で良くなる場合もあります。
こまめなお手入れ、食事の改善、サプリの活用など、飼い主にできる事はたくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。
あなたのワンコがおむつかぶれから解放されて、健やかに生活できることを願っています。
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