子犬が離乳食からカリカリに変えた時に下痢する原因は
- 体質に合わない
- 原材料の一部に食物アレルギーを起こしている
- 切り替えが急すぎた
ということが考えられます。
この記事では、下痢した時の対応と子犬のドッグフードについて解説しています。
子犬が下痢をした時の対処法
下痢になってしまった場合は、まずは半日~1日ほど絶食させて胃腸を休ませてあげましょう。
1~2日たってもなかなか治らない場合は病院に行って診断してもらいましょう。
病院へ行く時には
- いつから下痢をしているか?
- 1日何回しているか?
- 出血やゼリー状の粘液は出ていないか?
- 嘔吐は見られたか?
- 息遣いは荒くないか?
- 食事はたべるか?
など、うんちの状態や愛犬の様子をメモすると診断に役にたちます。
子犬は成犬と比べて免疫力も低く体力も少ないため、早めに病院に行ってあげましょう。
離乳食からカリカリのフードに変わった時に下痢する原因
子犬の場合は消化器官が未発達のため、軟便や下痢になりやすいです。
フードを切り替えたタイミングで下痢をする原因としては
- フードの切り替えが急すぎ
- 食物アレルギーの可能性
が考えられます。
また、体調不良や食べ過ぎが原因で下痢や嘔吐をしてしまう場合もあります。
下痢をしている時には脱水に気をつけて、下痢にならないような対策をしてあげましょう。
下痢にならないための対策は?
- フード切り替え時は1週間~10日くらいかけて徐々に行う
- 主原料を離乳食と同じフードを試してみる
- 食事回数を1日に3〜4回に分けて与える
フードの切り替えは、徐々に離乳食を減らし、カリカリの割合を少しずつ増やしてあげるようにしてください。
そうすることで、消化器官が新しいフードに慣れて消化不良を起こさなくなります。
また、食物アレルギーなどの可能性もありますので、離乳食とカリカリのフードの主原料は同じものにしてみましょう。
下痢をした時のフードの原材料はメモしておくと、アレルゲンの特定に役に立ちます。
フードを替えて下痢する場合には、食事回数を1日に3〜4回に分けて与えるのも消化器官が未発達な子犬には効果的です。
フードをカリカリに変えるタイミング
一般的に「生後約6〜8週目乳歯の生えるタイミングで離乳食を終え一般のフードに切替える」とされていますが、子犬の発育には個体差があくまでも自分の子犬の状態をみながらフードを切替えていくのが正しい方法です。
重要なのはウンチの状態(下痢や軟便になっていないかなど)をよく観察して、離乳食とカリカリの割合を調整していきましょう。
カリカリを食べてもウンチの状態が良ければ、完全に切替えても大丈夫な時期と判断できます。
子犬のフードはどんなフードがいいのか?
離乳食から切り替える際に選ぶフードは、消化吸収が良く添加物の入っていないドッグフードが理想です。
具体的には、主原料が良質なタンパク質のフードを選んでください。
良質なタンパク質とは→鶏・牛・豚・サーモンなど原材料に生肉の表記があるものです。
動物性タンパク質は犬の消化器官で消化しやすく、消化不良をおこしにくく腸内環境を健康に保つことができます。
炭水化物は消化の良い「サツマイモ、じゃがいも、豆類」がおすすめです。逆に「小麦・とうもろこし」は犬にとって消化しにくい食物ですのでなるべくならグレインフリーのフードを選ぶようにしましょう。
脂質やオイルは「動物性油脂、動物性脂肪」など何が使われているかわからないものは避けてください。
添加物の中でも、甘味料や着色料は不必要な添加物です。それに加えて保存料にも注意が必要です。
離乳食から切り替えるフードでお悩みなら、「ペトコトフードのフード診断」で愛犬に合ったフードを提案してくれますので活用してみてください。
まとめ
離乳食からカリカリのフードに切り替えて下痢をする場合には、徐々にゆっくりと新しいフードに慣れさせるように食べさせてください。
また、新しいフードの原材料や添加物などのチェックをし、なるべく消化の良いフードを選びましょう。
フード選びにはペトコトフードのフード診断が参考になります。上手に活用してみてください。
子犬は消化器官が未発達なので、1日に3〜4回に小分けして食べさせると消化器官の負担を減らしますので、離乳食の切り替え時に試してみてください。
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