ユーカヌバはブリーダーやペットショップでも多く使われており、パピーの頃から食べているワンちゃんも多いドッグフード。
食の細いワンちゃんや超小型犬には、カロリーが高く、使っている原材料もお肉がメインですので、ペットショップやブリーダーさんもおすすめしているドッグフードです。
食いつきが良いので人気があり、高価なプレミアムフードより手ごろな値段でコスパが良いのが特徴。
合成保存料を使用してないので安全面もしっかりしたフードです。
原材料を見ると中級グレードのドッグフードになりますが、涙やけや皮膚のトラブルを持っているワンちゃんには不向きなドッグフードなんです。
このページでは、ユーカヌバを使っている飼い主さん、涙やけで悩んでいる飼い主さんに、涙やけの改善に効果のあるドッグフードの選び方をまとめてみました。涙やけ対策の参考にしてみてください。
ユーカヌバが涙やけの改善には不向きな理由
ユーカヌバが涙やけに不向きな理由は2つ
- 原材料にトウモロコシ・小麦を使っている
- 脂質・タンパク質が多め
この2点が涙やけの改善には不向きとした理由です。
穀物アレルギー持ちのワンちゃんは注意が必要
原材料に使われている「トウモロコシ・小麦」はアレルゲンとなる食物。
また、ワンちゃんの消化器官は穀物類の消化が苦手で、消化不良が原因で涙やけになってしまうこともあります。
穀物アレルギーを持っているワンちゃんですと、涙やけの原因となる食物になります。
穀物アレルギーがあるワンちゃんは「グレインフリー」もしくは「グルテンフリー」のドッグフードを選択するのも涙やけの改善に効果があります。
穀物系のフードが涙やけの原因かも?というワンちゃんには「エッセンシャルフード」「ブッチ」などグルテンフリーのフードがおすすめです。
穀物アレルギーがひどいワンちゃんにはグレインフリーの「カナガンデンタルドッグフード」が飼い主さんによく選ばれています。
脂質・タンパク質の過剰摂取も涙やけの原因の一つ
ユーカヌバは脂質が16%以上、タンパク質も26%以上と、他のドッグフードと比べて多く含まれています。
脂質を多く摂りすぎると、余分な脂肪が涙から排出されますし、タンパク質を多く摂りすぎると老廃物が涙管に溜まりやすくなり、目やに・涙やけの原因となります。
ユーカヌバは高カロリーで高脂質のフードなので、食の細い子や小型犬で食事の量が少ないワンちゃんには向いています。
ですが、食いしん坊でたくさん食べる子には、肥満や涙やけになりやすいドッグフードになります。
涙やけを改善するには、どんなドッグフードを選べばいいのか下記にまとめてみました。ドッグフード選びの参考にしてみてください。
涙やけに効果のあるドッグフードの選び方
涙やけが起きやすいワンちゃんに、食べさせたいドッグフードの選ぶポイントは4つ。
- 消化の良い原材料で作られている
- アレルゲンが入っていない
- 合成保存料・防腐剤などが入っていない無添加なもの
- 腸内環境をよくする成分が配合されている
それぞれ解説していきます。
消化の良いドッグフードのチェックポイント
消化のが良い!と言われるドッグフードの特徴
- 主原料に良質な生肉を使用している
- 酵素・乳酸菌・プロバイオティクスなどの栄養が含まれている
- 植物性原料が多すぎない
- 低温調理されている
これら4つの条件をクリアしているドッグフードが、涙やけの改善には理想的。
具体的に消化が良いドッグフードの簡単なチェック方法は、原材料に書かれている最初の3つの食材を確認することです
理想的なのは肉類が3つ最初に書かれているドッグフードは消化が良いドッグフードと言えます。
肉類でも上質なタンパク質が摂れる「生肉」の表記があればベスト。
消化の悪い食事はワンちゃんの体の中に老廃物が溜まりやすくなります。
老廃物が多いと、涙の中にも老廃物が混ざり、涙で濡れた目の周りでは老廃物を餌に細菌が繁殖しやすくなります。←涙やけで被毛が赤くなる原因です。
また、涙に含まれる老廃物は鼻涙管を詰まらせます、これも涙やけの原因となります。
食事で涙やけの改善につなげるには、なるべ消化の良い食べ物を与えること!という点がドッグフードを選ぶポイントになります。
アレルゲンが入っていない
アレルゲン物質が配合されていると、アレルギー反応がひどいワンちゃんは、涙の量がふえてしまい涙やけの原因となります。
アレルギーはワンちゃんによって様々ですが、主に穀物類には注意が必要です。
人間と同じく「トウモロコシ・小麦」は避けたほうが良い食材。
グルテンフリー・グレインフリーのドッグフードが、アレルギーが原因で涙やけをしているワンちゃんにはおすすめです。
合成保存料・防腐剤など有害な添加物が入っていない
合成保存料や防腐剤、そのほかの摂取しなくてもいい添加物をまとめてみました。
ワンちゃんには不必要で涙やけの原因物質です。
無添加と表記されているけど実は無添加ではない
日本のドッグフードの表示規制はゆるく「無添加」と表記されていても、本当の意味では無添加ではないこともあります。
例えば、着色料や合成保存料を使用していても「酸化防止剤」だけを入れていない場合でも「無添加」と表記しても良いことになっています。
無添加という表記は曖昧な所も多いので、原材料でワンちゃんに不必要な添加物が入っていないかチェックすることが大切になります。
腸内環境をよくする成分が配合されている
腸内環境を良くする成分として有名なのが「乳酸菌」
ワンちゃんもヒトと同様に、腸内環境が良くなると、代謝がよくなり毛ツヤや皮膚の状態がよくなり健康的になります。
ペット栄養学会誌でも涙やけの改善に乳酸菌が有効と報告されています>>詳しくはコチラ
乳酸菌など、腸内環境をケアする成分が配合されているドッグフードを選ぶことで涙やけ改善に効果が期待できます。
原材料をチェックしてドッグフードを選ぶ時の参考に!
腸内環境が改善されると涙やけの原因となる涙管に詰まる老廃物も減るので、涙やけの改善につながります。
今食べているフードに混ぜて腸内環境を改善する「プロキュア」という栄養補助食品を使っている飼い主さんも多いので参考にしてみてください。
涙やけの原因はワンちゃんによって様々ですが、毎日食べているドックードを見直すことで多くのワンちゃんの涙やけが改善されています。
涙やけの改善は食事とあわせて、目の周りのお手入れも涙やけには効果的です。
毎日の根気のあるお手入れが、涙やけには有効ですので参考にしてみてください。
食事にプラスして効果的に涙やけを改善する方法
涙やけの原因は摂取する食物のほかにも、外からの刺激(ハウスダスト、目の汚れ、花粉などのアレルゲン)があります。
普段のお手入れを簡単にまとめて紹介していきます。
効果的な涙やけのお手入れの仕方
涙やけで毛が赤茶色になってしまうのを防ぐのに効果的なのが毎日の拭き取り。
涙で濡れてしまう毛をこまめに拭いて、細菌の増殖を抑えることがポイントです。
市販の涙やけクリーナーも効果ありますが、おすすめはホウ酸水で拭き取りをすること。
500円で簡単に作れてコスパ良いので試してみてください!
ワンラヴライフでも涙やけのお手入れグッツや、お手入れ方法を紹介してますので参考にしてみてください。
サプリメントを使った涙やけ対策
フードを替えてみても、普段のお手入れをしていても、なかなか涙やけが良くならない!ってワンちゃんには、サプリメントを使ってみるのも選択肢の一つ。
動物病院でも涙やけの治療として
- 食事の見直し
- お手入れの徹底
- 抗生物質・サプリメントの処方
という治療を行っています。
このブログで涙やけに有効なサプリメントとして良く使われている商品を紹介していますので参考にしてみてください。
サプリメントはちょっと抵抗があるって方は、かかりつけの獣医師と相談してみてください。
まとめ
ユーカヌバは涙やけに効果があるのか?と聞かれれば過度な期待はできないドッグフードという答えになってしまいます。
ですが、ペットショップやホームセンターで売っているドッグフードと比べれば、質の高いドッグフードです。
ユーカヌバのラム&ライスは肉類が多めで栄養のバランスが取れており、保存料も天然成分のローズマリーエキスを使っており人工添加物の使用がなく安全性も高いドッグフードです。
高カロリーですので運動量が多いワンちゃんや小型犬、食が細い子におすすめ。
またビタミンやミネラル分が豊富なので、毛並み、毛艶が気になるワンちゃんにもおすすめできます。
ユーカヌバの詳しい情報は公式サイトを参考にしてみてください。
ワンラヴライフでは、あなたの愛犬が健康的に過ごせるように、厳選したアイテムやワンコの話題をたっぷりお届けしていきます!
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